籐団子。
だんごの名前がついてても、このだんごはちょっと違う!
このだんごは、パステルカラーの日本美を表現している由緒名高いおだんご。
すこし、★豆知識★
熱田神宮ゆかりの菓子。
熱田神宮に伝わる古い書物の中に「籐団子」という菓子があることから、
きよめ餅総本家の店主が復元したもの。
藤団子の由来記によると、
熱田神宮の宮司は代々尾張氏が務め、
「桜花ちりなむ後(のち)のかたみには、松にかヽれる藤をたのまむ」
という、神にささげる歌によって、宮司職を外孫の藤原秀範に譲り、
それを祝し、米粉を使って藤の花になぞられて作ったお菓子がこの菓子。
菓銘は、藤原氏の”藤”にちなんだとも、藤の花のようだからとも言われ、
初めは紫の一色が、今は端午と重陽の二節句に使われる薬玉(くすだま)の五色の糸にならっているとも。
また、五穀豊穣の民族信仰にも通じているとも。
丸い輪がなぜ藤の花形にみえるのか
お干菓子みたいなのになぜ団子というのか謎はこの由来から。
輪と輪を五つ、上から下へ連ねたらとしたら、成る程藤の花房の形とも見られ、
材料がむしもちで、藤の花形を作っていたため団子と言うからね。
たべるのが。
もったいない。
きよめ餅総本家 |
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京都府 |