大通りから左にそれる十字路の角っこに、心配りのきく和菓子屋さんがある。
そこのおだんごは、みたらしの色がとっても濃い。
しょっぱいかな？と思いつつ
「ぱくっ！」・・・
色の割にはしょっぱくなく、たれのねばりが強い。
おだんご1玉の大きさは、普通のおだんごより小ぶりでおちゃめなサイズ
やっぱり、大きさも重要な『おいしさの要素』だよね。
ところで、このお店には、商品ショーケースの脇に、事務用の椅子がある。
ふつーの椅子なんだけど、なんでこんなところに？？？
実は。
私のおだんご購入前に、お年を召したおばあさまがのりだんごを買っていた。
「つかれた。つかれた。あーつかれた。」と何度もいってるので、
「ダイジョウブですか？今日は暑いので気をつけてくださいね。」と
声をかけたら、
なんと、そのおばあさま・・・
「ちょっと、おだんごでも食べて休んでいこう。」と
その椅子に座って、購入したおだんごを食べながら、休んいたのだーーー！！
店の主人は、
「こんなの日常茶飯事、この椅子はこういう方たちのための椅子なのさ。」
とばかりの顔で、にこにこしていた。
なんだか、和菓子って、おだんごって、食べて幸せなだけでなく、コミュニティーの食べ物でもあるんだなぁと関心関心。
このお店のご主人の心配り、尊敬です。
| にしざわ餅菓子店 |
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| 埼玉県蕨市南町3-19-3 |
| 048-441-3279 |
| 埼玉県 |
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